リネン生地の特徴と生産地

リネン生地とは

リネン生地とは リネンの生地とは、亜麻という植物で作られた天然繊維です。
リネンの繊維分子は水分を含むと膨らむため、素早く水分を吸収して乾燥させる特徴があり、環境にやさしい丈夫な性質があります。
繊維の構造上、汚れが落ちやすく丈夫で、同じ天然繊維の綿と比べても汚れ落ちと耐久性の点で優っています。また、洗濯を繰り返すごとに繊維が柔らかくなり肌触りが良くなるというメリットも備えています。
リネンの生地は清涼感やさらりとした感触があり、熱を外へ放出する力があるため、触れた時に爽やかに感じることが出来ます。さらに汗ばんでも肌に密着しないという性質があります。
新しいリネン生地は加工しやすいように糊付けされている場合があるため、使用前に2,3時間水かぬるま湯に浸すことで繊維特有のアクを取り除くことが出来ます。
普段の洗濯では普通に洗うことが出来ますが、漂白剤や蛍光剤入りの洗剤は生地を傷める可能性があるため、使わないことが無難です。

リネンの生産地

リネンの生産地 リネンといわれる素材は人間が使っている生地の中で最も古い繊維になります。原産地は小アジア(現在のトルコからアラビア半島北部)であるといわれ、世界四大文明の一つユーフラテス川沿いに芽生えていました。
現在の生地の生産地はヨーロッパのフランス・ベルギー・リトアニアや東欧などの比較的寒い地域で作られ、古くから聖職者の神事の際の衣装に使用され伝統を繋いできました。
ランジェリーという言葉はもともとフランス語でリネンが「リン」と呼ばれていたものが語源になったといわれています。
日本では北海道が栽培敵地になっていて、リネンの栽培は明治以降に始まりました。
リネンの生地は、もともと亜麻科の一年草で、茎の繊維がリンネルといわれたためそれが名前になりました。丈夫な麻地で通気性、吸湿性に優れた肌触りの滑らかな高級素材になります。
リトアニアでは近年機械化による大量生産で農家の数が減ってきていますが、ヨーロッパの良質な生産地であるフランスやベルギーなどから亜麻を輸入して昔ながらの伝統の製法の知識と技術を生かして製品を作り続けています。